遺言イメージ

知り合いの司法書士に遺言執行者になってもらうことにしました

私は60歳を過ぎてから現在の妻と再婚しました。
ただし、籍は入っていませんので、正確に言うと内縁関係の夫婦です。
なぜ内縁関係でいるのかと言うと、私の再婚に子供たちが大反対したためです。
私には10年程前に病気で亡くなった妻との間にできた3人の子供がいます。
子供と言っても、皆とうの昔に成人して独立していますので、一緒には暮らしていません。
その子たちが全員、私の再婚に強硬に反対したため、入籍するのは諦めて単に同居しているだけの状態になっています。
ただし、傍から見る限りは普通の夫婦と全く変わりなく見えるので、近所の人たちは私たちのことを正式な夫婦だと思っているようです。
もちろん、子供たちの許可など得なくても入籍することはできましたが、子供たちの反対を押し切って無理に入籍して、子供たちと絶縁状態になってしまったりはしたくなかったので、あえて入籍はしませんでした。
彼女もそれで構わないと言ってくれたのでそうしたわけですが、自分もだんだんと年をとってきたので、彼女の行く末が心配になってきました。
現在の私はとりあえず元気ですが、先のことはわかりません。
もしも私が死んでしまったら、内縁の妻である彼女には相続権がありませんので、家を追い出されてしまう可能性もあるのです。
本当によく尽くしてくれていますので、私が死んでもせめて住む家だけは失わないようにしてやりたいと考えました。
そこで、知り合いの司法書士と相談をして、私が死んだら現在住んでいる家を彼女に残してやる旨を書いた公正証書遺言を作成し、その遺言書の中で、遺言書作成の相談にのってくれた司法書士を遺言執行者として指定する旨も記載しておくようにしました。
自筆証書遺言にしておくと、私の子供たちの協力がないと、遺言の内容をスムーズに実現することができません。
しかし、公正証書遺言にしておけば、子供たちが非協力的な態度をとっていたとしても、家の名義変更の手続きなどを進めることが可能です。
また、遺言執行者がいれば、遺言の内容が確実に執行されますので、安心することができます。
もちろん、横槍が入らないように、子供たちの遺留分は預貯金でカバーされるようにしてあります。
ただし、まだしばらくは死ぬつもりはありませんので、子供たちと彼女との関係改善にはこれからも努めたいと考えています。
また、余計な恨みを買ってしまわないように、折を見て、遺言書のことを子供たちに説明し、少しでも理解を得るようにしたいと思っています。

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